話すことは大切なこと *心理カウンセリングの効果

“うさぎさんはね、寂しいと死んじゃうんだよ”
こんな言い伝え、聞いたことありませんか。

調べてみたのですが、この言葉は半分当たり、半分はずれです。
まず科学的な根拠はないようです。ただし、うさぎというのはとても繊細な動物でストレス耐性が弱く、ちょっとしたことがストレスになり死んでしまう傾向はあるそうです。

ペットとして飼っていたうさぎが死んでしまった場合、本当はお世話の仕方がうまくいってなくてうさぎが何らかのストレスを感じ死んでしまった。それを飼い主が「愛情を注がなかったから死んじゃったんだ」と思い込む傾向からこういう俗説が生まれたと考えられます。

この通り、うさぎは「寂しいから死んじゃう」というのは間違っていますが、寂しいこともストレスのひとつだから、死んでしまう原因のひとつだとは言えるでしょう。

寂しいと死んでしまうのは、うさぎだけでしょうか?
私たち人間も、「死ぬ」というのは極端にしても、寂しさが募ると胸が締め付けられるようなつらさに襲われますよね。呼吸が乱れたり苦しくなりますよね。

誰にも会わない、電話しない、メールしない、手紙を書かない。誰も会ってくれない、電話メールも手紙も来ない。2・3日なら耐えられるかもしれません。しかしこれが10日・1ヶ月と続くことを想像したらどうですか?

私は耐えられません。

特に自分のこと、自分の気持ちや自分の考えを「誰かに話す」ことは大切なことです。話すこと自体がストレスを発散する方法でもあります。

人間というのは、話せる・聞ける・考えられるなど、他の動物に比べてコミュニケーション能力に長けた生物です。そのため自然の状態では他者との交流(コミュニケーション)を常に求めます。それも、できれば楽しいコミュニケーションを。

その手っ取り早い手段が「会話(話す)すること」と思われます。

身近な人に話して発散できれば、いつもスッキリした気持ちでいられると思います。
しかし私達はコミュニケーション能力が高いことが逆に仇となり、機密事項・秘密といった「関係者しか知ってはいけない情報」や、他者への不満・批判といった「人間関係を考えると他者には言えない思いや考え」というものも、知らず知らずのうちに身につけてしまいます。

これらは身近な人に気軽に話すわけにはいきませんよね。でも「誰にも言えない話」を誰にも話せずに抱え続けているとストレスになり、精神的に参ってしまいます。そのまま放置すると神経症に陥り、さらには自殺願望が芽生えることもあります。

そうなる前にぜひ「カウンセリング」を利用して欲しいなと切に思ってます。
カウンセリングの場およびカウンセラーは、秘密の厳守をお約束いたします。ひとりで抱えていたあなたの思いをカウンセリングで思いっきり話して、カウンセラーと話題を共有し、その気持ちをわかち合うことでみなさまの問題解決や成長につながることを念願しています。