延長制度がない理由「おみやげは手に持てるだけでいい」

当相談室では基本的には1回のカウンセリングは60分とさせていただいてます。延長制度および延長料金の設定はございません。
それは当相談室では「1回で長くやるよりも後日改めて来ていただく」というやり方にメリットがあると考えているからです。

先にお断りしておきますが、延長制度や長時間カウンセリングを否定しているわけではありません。私の知人には延長制度を導入している方が多くいますし、長時間カウンセリングで効果を上げている方もいらっしゃいます。
そんな中で「当相談室は限られた時間内で行うことによるメリットを活かすカウンセリングを行う方針を選んでいる」ということです。

ここでは当相談室の方針のメリットをご案内するため、比較材料として延長制度や長時間カウンセリングのデメリットを挙げることがあります。しかしそれらにもメリットがありますし、逆に限られた時間内で行うことのデメリットだって当然あります。
なので「あっちが正しい」「こっちはよくない」という目で見るのではなくて、とりあえず「つばさカウンセリングのやり方にはこういうメリットや効果があるんだ」という見方でお読みいただければ幸いです。

気づくだけでは成長しない

カウンセリングの場で得られた「気づき」。それはみなさんへのおみやげです。
延長はしない。60分で話せる範囲内で終わらせる。その目的は「おみやげは手に持てるだけにすること」です。旅行に出かけた時だって、たくさんおみやげを手に入れても持って帰れなければ意味がないですよね。

これまで見えてなかった自分のことに気づく
今すべきことは何なのかに気づく
問題解決のための課題や目標に気づく

カウンセリングでみなさんがたくさん気づくことができればそれだけおみやげが増えます。ですが成長につなげるには「気づくだけ」では効果が出ません。気づいたことを「持ち帰ってその後自分で活用したり行動に移してこそ」成長につながるのです。
その後のカウンセリングで「前回気づいた◌◌について、その後いかがですか?」と尋ねると、何もしてないとか、その気づき自体を忘れていたなんてこともあります。これではせっかくカウンセリングを受けてもみなさんの成長にはなかなかつながりません。

そう、せっかく気づいたことを自身に活かしてほしいのです。
手に入れたおみやげはきちんと持って帰ってほしいのです。

多すぎるおみやげは使いきれない

一般的にはカウンセリングの時間が長くなればそれだけ多くの相談ができ、広範囲に、数多くの気づきを得ることができるでしょう。それも確かにカウンセリングの効果です。
でも先ほどの通り、どんなに多くの気づきを得ても放置するなら成長につながらないのです。
だったら少ない気づきを無理なく着実に成長につなげるほうがよっぽど有意義なことです。

多すぎるおみやげは持って帰れません。
だからおみやげは手に持てるだけしか持たせないようにする。これもカウンセラーの務めだと考えてます。
そのためには不必要に延長することはせずに、時間内でのカウンセリングから1・2個程度のおみやげを持たせるのが適当な量だと考えています。

延長しないことのメリット

60分程度に区切ることで、1回のカウンセリングで気づく課題や目標は1・2個程度に留めることができます。まずはその気づきを行動に移しましょう。課題にチャレンジしましょう。少ないから無理なくチャレンジできるはずです。

そして次回は、それらの実行状況を確認したうえで続きのカウンセリングを行います。
気づいたことを行動に移せたなら、次回のカウンセリングではまた新たな気づきをを1・2個見つけ出してチャレンジする。一方で行動に移せなかった、行動しようとしたら難しかったなら次回のカウンセリングでは検証したり別の課題に変更して再チャレンジする。
これを繰り返してくことになります。だから一歩ずつ、無理なく着実に成長を目指すことができます。

また最初から”60分・延長なし”と決めていることで、ご利用者様も無意識に60分で話せる範囲に考えをまとめてカウンセリングに臨む傾向があります。
そのため相談で話すポイントが明確になり、効率的で有効なカウンセリングになります。量が適当で、かつ質の高いカウンセリング効果が期待できるのです。

最初から延長できる可能性を取り払ってこれらのメリットを活かすやりかたもアリではないか。という考えも当相談室で延長制度を導入していない理由です。

延長・・・実はやってます(!!!)

ここまで延長をしない理由、延長制度がないことでのメリットを書いてきましたが、実は当相談室でも延長することがあります(!!!)

基本的には延長はしないのですが、時間になった時点で「カウンセラーが」もう少し延長したほうがいいと判断した場合に延長の提案をすることがあります。たとえば

  • ここで終わっては中途半端になる場合
  • その日のうちに何かしらかの答えを出さないと意味がない場合(翌日その行動をしなければならない・・・など)
  • あとちょっと伸ばせば気づきが得られそうな場合
  • カウンセラーが延長することに合理性を認めた時

といった場合に延長の提案(時間・料金の案内)をいたします。延長するかどうかはご利用者様に委ねますのでご安心ください。

これは「延長療法」とでも言いましょうか。サービスとしての延長制度ではなく療法としての延長です。なので延長の提案はカウンセラーからいたします。みなさまから延長してほしいという希望はできません。

ただ・・・頭ごなしに「延長できません」というのも冷たいので、延長したいと思ったらひとこと言ってみてください。上記「カウンセラーが延長することに合理性を認めた時」に該当すれば延長します。